若干12歳の子が4000万稼ぐと聞くと、そんな話にわかに信じがたいですが実話です。
ではその子はどのようにして稼いだのかというと、仮想通貨を構築しているブロックチェーンを用いた『NFT』と呼ばれるシステム上に、自分がデザインしたデジタルアートを販売した利益です。
上記のクジラのアートはクリエイターのベンジャミン・アフメド少年の作品で、「おかしなクジラたち」と名付けました。
いかにも少年らしいクリエイティブな作品で、クジラのアートに110イーサの値がつきました。
イーサとは仮想通貨のイーサリアムのことで、落札時点でのイーサリアムの価格が1イーサ約3,350ドルで、落札時の為替レートで換算すれば、日本円にして約4,000万円相当の値がついたのです。
このような大金が発生するNFTとは一体どんな物なのでしょうか?また、利益が発生する仕組みとはどのようにして生まれたのでしょうか。
そもそもNFTとは?
※バイナンスNFTの取引画面
NFTとは、「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のことです。
簡単なイメージで説明すれば、宝石などに用いられる保証書を、オンライン上に作成することができます。
暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引されます。
従来のデジタルデータは容易にコピー・改ざんができるため、現物の宝石や絵画などのような資産価値があるとはみなされませんでした。
この状況を変えたのがブロックチェーンです。
ブロックチェーン上のデジタルデータは、参加者が相互の検証に入ることでコピーや改ざんをしにくくし、デジタルデータの資産価値を持たせられるようになりました。
ビットコインが現在、数百万円でやり取りできるのは、この仕組みのおかげと言えます。
誰もが閲覧可能な状況で不正はほとんどできません、ほぼ不可能と言っていいでしょう。
これまでも、デジタルデータに電子透かしを入れるなどの偽造防止対策の方法はありましたが、コピーや改ざんを直接防ぐ技術はこれまで全くなかった状況でした。
つまり、デジタルデータに唯一無二の価値を、持たせることを可能にしたのがNFTというシステムなのです。
NFTが誕生してから価値の付与に期待できる分野は多くなります。
デジタルアートはもちろんのこと、ゲームなどのプレイデータやアカウント、オンライン上に保存できるマンガ、音楽などのデジタルジャケットの限定版などは利用がかなりの期待ができます。
物理的な物の管理や資産価値の証明を証明すること、たとえば不動産の証明書などにも活用できますが、わざわざNFTを使う必要はないでしょう・・
なぜなら、デジタル資産やデジタルアートなどに対する証明でこそ、NFTの真価を発揮できるからです。
物理的な証明であれば、既存のデータファイルや、紙書類で効果は十分でしょう。
では具体的にNFTにどのような可能性があるのでしょうか?
注目され続けるNFTの可能性
※OpenSeaの取引画面
NFTには前章で解説した通り、オンライン上で作成されるデジタルアートと相性が良く、これまで正当に評価されることが少なかったデジタル系のアーティストやクリエイターの作品が、唯一無二のものとして存在価値を証明されます。
①オープンな記録で不正を防ぐ
持ち主・最初の発案者・作成者が明確化されることによって、類似品や盗品が販売されることなく本人へ利益が還元されるのです。
デジタルアートを作成し、ブロックチェーン上で売買するNFTでは、持ち主が誰なのかを明確化することができ、それらを利用する人たちへトークンとして販売することができます。
また、利用料としてトークンを使えば、今まで著作権上でしか捜索ができなかった不正利用者の追及が、購入履歴からできるのです。
②購入履歴で価値の推移が追跡できる
ブロックチェーンのシステムでは、インターネット上に誰でも履歴を辿れる台帳の概念が存在します。
この台帳の記録を辿れば、一体誰が、何を購入してどのような利益が発生したのかを、追跡できます。
これらにより、従来では難しかったデジタルアートに価値をつける、対価としてお金を払った意味が生まれるとして、クリエイターも購入者にとっても、有益な関係が築けるシステムが完成しました。
③ゲーム業界での利用
現在ではYouTubeのようなプラットフォームを利用して、ゲームの配信をしている人も多いでしょう。
実況動画も多く見かけるようになりました。
このようなゲーム業界にもeスポーツとして、プロプレイヤーが存在します。
彼らの多くは毎日ゲームと向き合い、仕事として勉強やゲームプレイを欠かせません。
とはいっても、ゲームの大会がないときには、バイトとしないことには生活ができませんし、バイトをしていては、ゲームの練習に割く時間が減ってしまいます。
ここでもNFTが活用できます。
例えば、プレイ動画や作成したアカウントの売買、上達方法をまとめた動画などを販売すれば、実益になるまでに即金性が高くなります。
YouTubeでは、収益化するまでに時間がかかりますし、再生回数に対してスポンサーがつかないことには収益すら発生しません。
④音楽業界での利用
音楽は今やSNSを中心に誰でもシェアでき、流通スピードと量が増えたため、どのプラットフォームでも埋もれてしまうことが多いです。
NFTを活用することで、自分にだけ価値を見出してくれる人と出会えれば、収益が発生し、音楽生活を大きなレーベルと組むことなく、自分で作り出すことができます。
現在では有名アーティストのジャケットや、音源元の販売などが行われていて、コアなファンであれば、好きなアーティストの一部を自分のものにできます。
このようなチャンスは今まで存在しなかったことでしょう。
これからこのような動きはますます、活発化しクリエイティブな作品や、オリジナルのアートが正当に評価される時代が、来ています。
ではこのNFTを実際に、自分自身が行いたいと思ったときに、どこでやるべきなのでしょうか?
どのようなプラットフォームを選び、自分の作品を出品するべきでしょうか?
バイナンスNFTを使う理由
※バイナンスNFTの画面
NFTを行う上で選ぶべきプラットフォームはバイナンスです。
その理由について、ご案内します。
NFTにバイナンスを選ぶ理由① 利用者が多い
バイナンスはご存知の方も多いですが、世界最大の仮想通貨の取扱量を誇ります。
大きいプラットフォームでは人流が多いことから、バイナンスで行うことが最適解でしょう。
人通りの多い商店街と、人通りが少ない商店街で商売をするとしたら、どちらを選びますか?
もちろん、人通りが多く、目につきやすいところに店を構える人が、ほとんどでしょう。
他にもプラットフォームはありますが、バイナンスでNFTをやるメリットは他にもあります。
NFTにバイナンスを選ぶ理由②即座に別の投資が可能
取扱量が多いことから、利益を投資に回して、獲得した収入以上の利益を得られる可能性があります。
収益が発生した時点ではイーサリアムで受け取ることになります。
他のNFT販売所と違いバイナンスNFTは、このイーサリアムを違う銘柄に即座に交換する事が可能です。
他にもdefi運用、スワッピング、オプション取引のようなデリバティブ投資で資産運用することも可能です。
とはいえ、収益化の時点で10万円分の価値があった仮想通貨が、日数が過ぎ換金しようとした時点で、価値が下がり7万円分の価値になってしまっていた、ということも想定されます。
このように仮想通貨の下落を恐れるのであれば、ステーブルコインに即座に変換しておけば安心です。
これらを想定すれば、バイナンスでNFTを行うことは、投資の仕方も様々に派生できる点で大きなメリットです。
ドルや円のような国際通貨に換金するときには、その時点のレートや換金を考えて要る日時のチェックはしっかりとしておきましょう!
NFTにバイナンスを選ぶ理由③購入の選択肢が多い
購入するときにも同じことが言えます。
選択肢が多い方が自分にとって欲しい商品が見つかるでしょう。
膨大な品物の中から選択するときには、限られた中では自分が欲しい商品が見つかるかわかりません。
また、NFTでは販売されている商品が売り切れることも、よくあります。
ですので、自分がいいと思えるデザインに出会う確率が上がる意味でも、流通量が多いバイナンスを使用することが、最適だと思います。
では、次にバイナンスで実際にNFT取引を行うための手順をご紹介します。
バイナンスNFTのやり方
※バイナンスNFTの画面
①バイナンスでアカウントを作成
\ 口座開設は無料! /
②バイナンスNFTへアクセスする
バイナンスNFTへのアクセスはバイナンスのホーム画面のメニューから「NFT」をクリックします。
お使いの端末によって表示のされ方は少し違いがありますが、内容は同じですので、『Confirm』を選択。
NFTに関わる利用上の理解しておくべき警告や、注意事項などを承認しているかどうか確認します。
この時に、料金が発生したり、身に覚えのない請求が来ることもありませんので、特に気にしなくても大丈夫です。
③実際に購入してNFTを利用するステップに移ります。
画像を見ると分かるように『価格』と『現在の落札』のに種類があるが分かると思います。
これは、『定価で購入できるか』『入札してオークションとして買い取るか』の2つから選択して買う必要があります。
まず、価格の場合にはそのまま表示されている値段が、販売金額です。
お店で買う感覚と同じように、販売されているデザインの価格が表示されています。
④販売金額で購入する
このNFTアートの場合は、499バイナンスドルで購入することができます。
決済には必ず対応する仮想通貨で、代金を支払うので準備しておきましょう。
また、BUSD(バイナンスドル)の隣に表示されている値段は米ドルの価格で、498.85ドルであることが分かります。
こちらで計算すれば、時価いくらのなのかが容易に計算できますね!
このデザインをこの価格で購入したいと思ったら、黄色いボタンの『今すぐ購入』を選択します。
これで、購入完了です。
Amazonや楽天の商品を買うように簡単に、デジタルアートを購入することができます。
取引するときに、対応する仮想通貨が必要になることを忘れずに。
⑤オークション形式で落札する
先ほどと同じようにオークションで、購入する場合には一番高い金額を、入札する必要があります。
駆け引きや入札するタイミングは人それぞれなので、本記事では言及しませんが、定価金額と同様に入札ボタンで、指定する金額を提示します。
上記の場合であれば、19.99バイナンスドルなので、これよりも高い金額を入力して待機します。
⑥入札履歴で誰が入札しているかを知る
NFTの入札履歴ではいつ誰が、入札して今の価格がいくらなのかを、リアルタイムで把握することができます。
これにより、あなたよりも後に入札者がいれば、それよりも高い金額を提示しないといけない為、一目で入札履歴から、競っている相手も確認できるのです。
時間が制限されているので、最後に入札したのがあなたであれば、晴れてこの商品があなたのものとなります。
まとめ:バイナンスNFTのやり方
※ベンジャミン・アフメド君とクジラのNFTアート
・NFTは今後デジタル上で価値を付けづらかったものや、存在証明・作成者証明が難しかったものにも、価値を付与し証明する。
・NFTを使用することで、スポーツ・音楽・ゲーム・漫画など相性の良い物がスムーズに流通、正当な評価を受けることができる。
・NFTを活用する場合には、バイナンスを活用するのが望ましい。流通量、取扱量が多い方が優位に働くことが多いので、NFTを使用するときにはバイナンスを使うべき。
・収益が発生したときは銘柄を変更する事で資産を優位に保有できるメリットがある。
・NFTを利用するときには、対応する仮想通貨を持っておく必要があるので、あらかじめ準備しておくと良い。
これからますます、期待され成長していく可能性があるNFTは、私たちの生活で身近なものになっていくでしょう。
そうなった場合、NFTアートの資産価値がさらに高まる可能性があります。
この機会にバイナンスNFTを利用し自分だけのNFTアートを持ってみてはいかがでしょうか?
というわけで今回は以上です。