2019年6月24日(月)のトルコリラ
日本市場においては、窓開けでスタートしました。
この窓開けが起きると、窓を閉めるという逆現象である「窓埋め」が起きる可能性が高いらしいのです。
「開けたら閉める約束げんまん」なんて言ったりするらしいです。
なんかちょっと怖いですね(汗)
しかし・・・
結果的には、当日の夜にきっちり窓が埋まっていました。
トルコリラの窓開け【2019年6月24日(月)】
まず、この日の窓開けの原因ですが、
前日の日曜日に、イスタンブール市長選再選挙が行われ、大統領派閥が敗退しました。
これを受けて民主主義への流れが好感され、トルコリラの上昇窓開けが見込まれました。
(その他の原因については、トルコリラの窓開けを参照。)
日本市場が動き始める前
朝の4:00から、チャートが動き始める口座Sでは、すでにその前触れが起きていました。
以下が、その時のチャートです。
18.42円から18.66円へと、一気に20pipsの上昇が読み取れますね。
日本の業者は、朝6:00頃(サマータイム)に、動き始めるのですが、この前触れ通り上昇の窓開けでスタートしました。
ちなみに、窓開けのことを英語で「GAP(ギャップ)」というので、上昇窓開けを「ギャップアップ」、下降窓開けを「ギャップダウン」とも言います。
ちょうどこの部分が、今回の上昇窓開け(ギャップアップ)です。
前日終値18.39円から24日始値18.66円と、実に27pipsの上昇窓開け(ギャップアップ)です。
トルコリラの「窓埋め」【同日夜】
そしてこの逆現象である窓埋めということは、この後に18.39円まで下降するということですね。
このような窓開け市場スタートと同時に、成行注文をして窓が埋まるのを待ち利益を得るという「窓埋め専門の投資家」もいるとのことです。
朝一時点では、スプレッドが広いという欠点があり、この頃で6pipsのスプレッドだった他のトレーダーさんの記録があります。
それでも窓が埋まれば、21pips分の利益になるので、取れたら大きいのではないでしょうか?
管理人は、サヤ取りを運用中なので寄り道はしませんが、値動きの参考にはなると思い意識的に観察しました。
果たして本当に「開けたら閉める約束げんまん」なのでしょうか?
以下が、実際の6月24日全般のチャートです。
22時30分頃(矢印箇所)に注目!
半日以上を費やしていますが、ガチ約束守ってますねえ〜!
まさしく窓埋め終了です。
「窓埋め」の扱い【サヤ取り】
24時間以内に埋まるとか、1月以内に埋まるとか、色々な諸説がありますが、大して根拠はないようです。
埋まる割合が高いとはいえ、埋まらずに1年経過するケースもあるそうです。
※必ずしも窓が埋まるとは限りません。
サヤドラーにとっては、
あくまでも、サヤ取りを行う上での値動きの参考とする。
これに尽きると思います。
今回の記事は以上です。