こんな人が対象
・リスクの少ない投資法を探している。
・短期間で利益を上げたい。
・くじ引きや抽選でワクワクするのが好きだ。
・IPO知っているけど、資金移動が面倒臭い。
・IPO知っているけど、回せる資金が少ない。
上記です。
IPOとは
Initial Public Offering
最初の 公開 売り出し
の略です。「IPO投資」「IPO株」「新規上場株式」などと言ったりします。
未上場企業が、証券取引所に上場し投資家に株式を発行することです。企業側としては、信用が上がり資金を集める重要なイベントです。
新規上場する前に、投資家に購入する権利を抽選で公募販売します。
大体、年間100件ほどの、IPO案件があります。
このうちの8割以上が、上場時に抽選購入時よりも値上がりします。
つまり、当選さえすれば、勝ちやすい投資です。
IPO投資の5つのステップ
IPO投資の、最低限の5つのステップを紹介します。
開設→BB→抽選→購入→売却
この流れですが、詳細は以下の通りです。
①証券口座を開設
まず証券口座を開設しなければ、どうにもなりません。
IPOを扱う証券業者は割と多く、様々な特徴を持っています。
自分の考えやスタイルにあった業者を利用することになりますが、
口座開設は無料(場合によっては逆に特典がある)なので、全部開設しても問題ありません。
< IPO業者の特徴 >
・IPOを多く扱う業者
→年間に取り扱うIPOの件数が多い業者です。
・抽選を平等に行う業者
→購入意思の数量が多いほど、当選確率が上がる業者です。
・落選してもポイントが貯まる業者
→残念ながら落選しても、ポイントが溜まっていき、大量のポイントを使用すれば当選確率が上昇するシステムです。
・主幹事が多い業者
→いくつかの証券業者がIPOに関わりますが、1つの案件で最も発行数の多い会社です。
・抽選時に資金不要の業者
→通常、抽選参加時に資金が必要ですが、抽選後の購入時まで資金不要な業者です。
かなり有意な条件となります。
「無料でIPO抽選に参加する」というのは、一番最後に記述した特徴を持つ業者で可能です。
②ブックビルディング(BB)申し込み
抽選申し込みをする期間です。
大体、1週間程度です。
IPOの勝率は高いのですが、中には公募割れする銘柄もあります。
目論見書(もくろみしょ)やネットで情報収集すれば、割とすぐに公募割れしそうか激アツ上昇か分かります。
また、公募価格がいくつか設定されていますが、人気のIPO狙いですので上限値で申し込んだ方が良いです。
そして、多くの業者は、このステップで購入意思分の入金が必要になります。
例えば、公募価格4500円を100株(大抵100株しか申し込めない)の場合、
4,500 × 100 = 450,000
→45万円を入金しなければなりません。
いくつもIPO案件が重なる時期がありますので、全ての銘柄で資金が必要になります。
ですが、このブックビルディング参加時に資金が不要の業者があります。
つまり、抽選自体は無料で参加できるということです。
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③抽選結果
ここが一番の難関です。
実際なかなか当選しないので、心が折れそうになります。
(しかし、宝くじよりは確率は高いはず・・・)
当選すれば、IPO株を購入する権利を得たことになります。
抽選結果について、登録メールに通知がある場合、ログインして確認する場合とあります。
補欠当選というのもあり、辞退者等が発生した場合の繰り上げ待ちの状態です。
④購入申し込み
当選したら、
・購入申し込みが必要な業者
・自動で購入になる業者
・補欠当選だけ申し込みする業者
等、購入に至るまで様々です。
申し込みを忘れて、IPO株が購入できなかった(泣)なんてことが無いように、
ステップ3とステップ4は、しっかり確認する必要があります。
⑤上場日の売却
上場日中に、売却するように注文するのがIPO投資の基本です。
売却注文の種類・タイミング
・上場開始直前(朝一)に、成行注文をする
・上場当日の後場で、引けの成行注文をする
特に、前者の注文をオススメします。
こうしておけば、上場直後の初値で売却となります。
<セカンダリー投資について>
初値が市場の期待より割安になることもあります。
このように初値が期待より低いことを察知して、当日終値または翌日以降までの上昇を見込むのが「セカンダリー投資」です。
IPO投資→セカンダリー投資 と2段階を狙っていく場合に、後者での注文もありかもしれません。
しかし、よほどの理由がない限りは、前者での注文が無難です。
理由は、過去実績にあります。
IPOの過去実績(2019年)
2019年の12月までのIPOです。
(公募価格→初値、初値→終値、上昇は赤、下落は青、同じは黒)
<公募価格に対する初値>
61銘柄中、54銘柄が上回っています。89%が上昇です。
このように、IPO抽選に当選すれば、ほぼ利益確定となります。
<初値に対する終値>
61銘柄中、27銘柄が上回っています。44%が上昇です。
61銘柄中、32銘柄が下回っています。52%が下落です。
2019年の結果では、セカンダリー投資は難しく、当選した場合は、初値売りが無難です。
<2019年の高額IPO>
3月13日「サーバーワークス」に当選し、公募価格で購入し初値で売却した場合
1,800,000 - 478,000 = 1,322,000
132万円の利益確定です。
<2018年はさらに高額IPOがあった!>
伝説のIPOです。
2018年4月に上場した「HEROZ」に当選し、公募価格で購入し初値で売却した場合
4,900,000 - 450,000 = 4,450,000
445万円の利益確定です。
平均年収に近い値ですね。
まとめ
IPO投資は、申し込み手続きや情報収集に手間があり、完全な不労所得ではありませんが、夢のある投資法だと言えます。
・勝率8割以上と安全な投資法である
・高額IPO案件では、1撃で数百万もあり得る
・抽選時に資金不要(当選確認まで無料)の業者がある
抽選時に資金不要の業者もありますので、気になった方はIPO投資の抽選に参加してみましょう!
「当選」の2文字が見えた時は、かなりテンション上がりますよ!
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