仮想通貨はただ持っているだけでなく貸して利益を得ることができます。
今回はPancakeSwapの畑で焼いたCAKEをハーベストして稼ぐ方法を解説します。
はあ?何言ってんだか意味わからないな・・
この人・・大丈夫なの?
知っているよ!さっそく詳細手順に進みたい人⇨【DeFi】PancakeSwapでCAKEを収穫して稼ぐ方法②【詳細手順】
さあ、あなたの知らない世界でCAKEを焼いて稼いでみましょう!
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【まずは用語を知ろう!】DeFi・PancakeSwapって何?
まずは話題についていけるように用語を知っておきましょう!
DeFi:Decentralized Finance
直訳:分散型金融
通称:ディーファイ
⇨仮想通貨は銀行という機関を挟まずに送金と帳簿が作成されるのがメリットだが、DeFiは送金以外に貸し借り等の拡張機能を用途とした取引きのこと。
PancakeSwap
通称:パンケーキスワップ
⇨BSCをプラットフォームとしてDeFiの機能が利用できる分散型取引所(DEX)の1つ。
BSC:Binance Smart Chain
通称:バイナンススマートチェーン
⇨ バイナンスという世界最大手である中国の仮想通貨取引所のネットワークのこと。
CAKE
通称:ケーキ
⇨2021年から高騰している仮想通貨の1つ。PancakeSwapでのイールドファーミング報酬として使われる独自のトークン。
イールドファーミング
直訳:イールドは利益、ファーミングは育てる
⇨流動性マイニング等を提供して自動的に利息を得る仕組み。
Liquidity Mining
直訳:流動性(出回る数)で採掘する
通称:流動性マイニング
⇨LP(リキッドペア)を貸し出して、溜まった利息を収穫(harvest)して稼ぐ(earn)仕組みのこと。
ここまでで冒頭で述べた『PancakeSwapの畑で焼いたCAKEをハーベストして稼ぐ』の意味が何となくご理解いただけたかと思います。
端的にいうと仮想通貨を預けて利息をもらうことになりますね!
それではどの程度の利益があるのか見ていきましょう!
【利息はどのくらい?】PancakeSwapでCAKEを焼く
これは試しに5万円分の流動性を貸して、11日半ほどCAKEを焼いた様子です。(中途半端ですみません・・)
1.33枚のCAKEが焼けてて米ドルでの価値が表示してあります。本日の米ドルは110円ほどなので2,525円ということになります。
1日に換算すると約220円です。365倍すると年間利息80,125円であり年利160%と試算できます。
11日半の運用結果
元本 ⇨ 5万円
利息 ⇨ 2,525円
実運用結果 ⇨ 年利換算160%
ちなみに画面右下の演算ボタンを押すと、年利の理論値が表示されます。
年利137.15% と書いてあり極端には外れていません。
始めた時よりも、CAKEとBNBの価値が双方20%程上昇しているので大体は合っているのでしょう。
おお!かなり良い年利!
この年利ですが、流動性を提供する通貨のペアによって異なります。
本記事では、CAKE - BNB のリキッドペアで紹介していますが、他のペアでは年利1000%を超える怪しいものも・・
そんなんありえないでしょ?
何か落とし穴があるはず・・
そうなんです。落とし穴があります。
【インパーマネントロス】流動性マイニングの落とし穴
流動性の貸し出しというのは、2つの通貨ペアのボリュームに相当するLPトークンを発行してもらいます。
例えば、A通貨5枚とB通貨5枚でLPトークンを発行したら、AB10枚分のLPトークンが出来上がります。
このLPトークンをしばらく預けることによって利息を得ることができます。
ある程度CAKEを収穫して満足したら、このLPトークンをまた仮想通貨に戻す必要があります。
ところが、この仕組みに気をつけなければなりません。
トータル枚数に変化はないのですが、比率が異なって返却されます。インパーマネントロス です。
これが落とし穴?
どういうこと?
つまり、相対的に価値の高い通貨の割合が減り、価値の低い通貨の割合が増えます。
これじゃ勝ち目なしだね・・
けど、価値の変化が同じだったら良いのでは?
確かに両方の通貨で同じ上昇(または下降)すれば問題はありません。
しかし、これが難しい組み合わせほど年利が高くなっています。
(その他要因として、人気がないものも年利は上がります。)
完璧とまではいかないですが、対策方法があります
それは「価値が変わらない仮想通貨同士で運用すること」と「単品コインで運用すること」です。
【流動性ロス回避1】ステーブルコインで流動性マイニングを行う
価値がペッグ(固定)している仮想通貨をステーブルコインと言います。
USDTやUSDCやBUSDは米ドルと価値をペッグするコインです。
これらは米ドルの価格と連動して価格が変動するので、米ドルとの価値は等価になります。
USDT : USD Tether
運営:テザー社
USDC : USD Coin
発行:サークル社(ゴールドマンサックスも出資)
BUSD : Binance USD
発行:バイナンス(中国の最大手取引所)
たまに変動があるものの、どれも1ドルでペッグしていますね!
これらUSDのステーブルコイン同士を使ったLPトークンは2種類あります。
USDT - BUSD
USDTとBUSDの組み合わせでは、年利11.76%です。
USDC - BUSD
USDCとBUSDでは、年利24.58%です。
また、ETH(イーサリアム)とペッグするBETHでも流動性を提供することができます。
BETH - ETH
BETH : Binance ETH
発行:バイナンス(中国の最大手取引所)
ドルよりは弱いものの、BETHもETHにペッグしています。
年利9.73%ですが、イーサリアムの上昇を狙って長期保有するなら、こちらも視野に入りますね。
【流動性ロス回避2】単品コインで運用する
わざわざLPトークンを発行しなくても、単品コインをPOOLしてステーキングすることも可能です。
この場合の利率は低いですが、単純にコインを持っているよりかはいいですよね!
詳しくは・・
【DeFi実績】PancakeSwapのCAKEをPOOLして複利運用
をご覧下さい。
【まとめ】PancakeSwapでCAKEを稼ぐ
ここまででCAKEをハーベストして稼ぐ方法をご紹介させていただきました。
✅PancakeSwapで仮想通貨をLPトークン(ペア)に変えて利息を得る
✅流動性リスクがあるペアは利息が高い(年利20% ~ 数1000%)
✅流動性リスクがほぼないステーブルコインでも運用可能(年利10% ~ 20%)
次回の記事【DeFi】PancakeSwapでCAKEを収穫して稼ぐ方法②【詳細手順】で、PancakeSwapでCAKEを手に入れる全行程をスクショ付きでご案内します。
というわけで今回は以上です。