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商品レビュー

【完全素人】コムテック ZDR 016を常時電源にてラフェスタハイウェイスター(プレマシー)に取り付け

完全素人が日産ラフェスタハイウェイスター(MAZDAプレマシー)に、ドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)をHDROP016を使って常時電源の取り付けをしてみました。

日産ラフェスタハイウェイスターはMAZDAプレマシーのOEM車なので、ボディは日産で中身はMAZDAです。そのため、エンブレムは日産ですがエンジンルームにはMAZDAのロゴがあります。

ドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)の取り付けについて、かなり色々なサイトや動画を見たけど、全ての方法が把握できる情報は見つかりませんでした。また専門用語が多くて、素人には分かりにくいサイトや動画が多かったです。

素人の方でもドライブレコーダーをつけたい人のお役に立てるように、記事を書いてみましたので参考にしてください。

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コムテック ZDR 016の取付前の予備知識

ドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)について、取付者や自分で取付けるメリット、予算等の予備知識を解説します。

予備知識1:ドライブレコーダーは誰が取り付ける?

誰がドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)を取り付けるかは以下の通り。

ドラレコ取付の施工者

ディーラー

カー用品屋さん

街の整備屋さん

出張屋さん

自分

上記のような業者に任せると工賃が、約15,000円〜20,000円ほどかかります。

予備知識2:自分で取り付けるメリット

自分でドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)を取り付けるメリットは結構あります。

自分でドラレコを取り付ける3つのメリット

工賃の節約

→業者に任せると取付工賃が1.5〜2万円

楽しめる

→大人のプラモデル感覚で楽しめる

経験と知識が身につく

→達成感と経験と知識が身につく

自分で取り付けるともちろんタダですが、電源配線はエンジンのコンピューター系など重要な回路もあるので、ショート等させないように慎重な作業を行う箇所があります。

予備知識3:予算について

今回使った機器と予算は以下の通り。

ドラレコの取付概算

コムテックZDR016 → 約20,000円

HDROP-14 → 約3,000円

エーモン ヒューズ電源 → 約300円

エーモン  ギボシ端子 → 約300円

検電テスター → 約500円



最近のドライブレコーダーは駐車監視機能がついていますが、エンジンを切っても電流を必要とするため常時電源用の回路を買う必要があります。

取付コードが本体購入時に同梱されていますが、これはシガーソケットを用いたエンジンがついている時だけ動作するACC電源用なので、駐車監視機能は使えません。

予備知識4:取付け方法はいくつかある

ドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)を取り付ける方法は、下記の4種類。

ドラレコ取付方法

①ヒューズボックスからシガーソケット増設

②ヒューズボックスから配線を接続

③カプラーから配線接続

④車内のシガーソケットに直接つなぐだけ

このうち常時電源を使用、すなわち駐車監視機能が使えるのは、①〜③です。

①か②がオススメで、業者にまかせるとおそらく①か②になります。④車内の既存シガーソケットは、簡単に自分で取り付ける事ができるけど、ACC電源のみで常時電源(駐車監視機能)が使えない上に、配線が露出して格好が悪く肝心な時に引っこ抜けている可能性もあり、あまりオススメできません。

④の車内のシガーソケットを使う方法以外で、自分で取り付けるなら知っておかないといけない事があります。

事前に知っておこう!

・取り付け方法により追加部品が異なるという事

・ACC電源と常時電源とアースがあるという事

・配線コードを隠すためにいくつか難所があるという事

これら配線の難所をクリアできそうなら自分でつけてみよう!

予備知識5:配線の難所

配線における難所は以下の通りです。

配線の難所

内装外し・・・Aピラーやグローブボックス取り外し

電源取り・・・エンジンルームのバッテリー端子を一時的に外し、ヒューズボックスやカプラーボックスを把握して配線する

配線通し・・・バックドアのゴムチューブ 内にリアカメラ用の配線を通す作業

詳細は下の取付手順をご覧下さい。

③カプラーから配線接続は、既存配線を傷つける可能性が多少ありますが、ラフェスタハイウェイスターには、ヒューズボックス内に常時電源がありませんでしたので、常時電源だけ③カプラーを使う方法を採用しました。

というわけで今回の取り付けは②と③の方法のハイブリッド型になります。

コムテック ZDR 016の取付手順(常時電源使用)

それでは順に作業を進めていきます!

作業手順

手順1:フロントカメラのケーブル配線

・Aピラー取り外し

手順2:リアカメラのケーブル配線

・バックドアのゴムチューブ内に配線を通す作業

手順3:電源配線

・エンジンルームのバッテリー端子を一時的に外す

・グローブボックスの取り外し

・カプラーボックスへの配線

・ヒューズボックス への配線

手順1:フロントカメラのケーブル配線

フロントカメラの取付位置から電源系までケーブルを這わせていきます。

Aピラーまではヘラで押し込めば、目隠し状態で配線できます。ただし、このAピラーの取り外しが厄介です。

Aピラーの取り外し

①のスキマに内装外しのヘラをかまし、②の矢印の方向に上と横をガコガコ繰り返して外す(なかなか外れないけど頑張って!)

上記の溝にハマるピンを意識しながら、Aピラーを外すのがコツです。

Aピラーを外すと車体側にピンが残るので、このピンを外します。外す時は45度ほど回して引き抜けばスルッと出てきます。

逆に取り付ける際は、車体側に残ったピンを外して、Aピラーの溝に取り付けた後、全体を押しながらはめ込めばスムーズにハマります。

手順2:リアカメラのケーブル配線

Aピラーから出したリヤカメラケーブルをバックドアまで這わせます。上記はパーツを外すと露出する長方形の穴へ配線を通した後の写真です。

外したパーツには、後で配線を通すと目の溝をさりげなく作っておきます。ニッパーで簡単に切れます。

バックドアのゴムチューブ内に配線を通す作業

途中のゴムパッキンは手で簡単に外せますので、この中に隠しつつ写真の点線のように繋げていきます。この写真の真ん中にあるゴムの蛇腹に配線を通すのが、私にとっては最大の難所でした。

というのも、スキマが狭いくせに商品の配線先端がL字型になっていてイチイチ引っかかるからです。

配線通しやハンガーなどをゴム蛇腹に通した後、ビニールテープでくっつけて引っ張っていきます。狭いので蛇腹を指で引っ張って空間を作りながら、数mmずつ通す作業で1時間近くかかった気がします。私はハンガーでやりましたが、エーモン の配線ガイドを使えばスムーズに行えるようです。


リアカメラを貼り付ける位置に、曇り止めの熱線がかぶらないようにしてきましょう!

手順3:電源配線

エンジンルームのバッテリー端子を一時的に外す

↑まずは、エンジンルームのバッテリー端子を一時的に外しておきましょう!

グローブボックスの取り外し

グローブボックスの取り外しからカプラーの露出はこちらの動画を参考にしてください!

カプラーボックスへの配線

カプラーボックスへの配線は以下の通りです。

カプラーの取り外しも結構かたいのですが、しっかり内側と外側のツメを摘んで力を入れて下さい。

動画の説明にもあるとおり、青色と赤色が混ざったケーブルが常時電源です。

ヒューズボックス への配線

ヒューズボックスはエンジンルームにもありますが、できるだけ車内助手席の足下付近(カバーで隠れている)のヒューズボックス を使用しましょう。

↓助手席側のドアから真横向きに、ヒューズボックス を覗いた様子。

数字の書いてあるピンを外した後、シガーソケットを増設するか専用配線を接続します。

使うピンの位置と種類は車種によって異なりますが、ラフェスタハイウェイスターの場合、8番のCIGARを使いました。

ちなみにヒューズの種類は、平型、ミニ平型、低背型の3種類ですが、ラフェスタハイウェイスターの場合は低背型です。

ヒューズボックス内でも、ピンがついていない空きスロットは電気が来てても使わないほうがいいです。

空きスロットは様々な車種で使いまわす部分なので、自分の車にとっては何の電源か正体不明だからです。

引っこ抜いたヒューズをアダプターに取り付けて、増設した低背ヒューズを8番に取り付けます。

以上が電源配線までの取り付け工程でした。これでドライブレコーダー(コムテック ZDR 016)の取付作業は終了です。

ドライブレコーダーの取り付け位置は、窓の大きさの20%以内と決まっています。

作業お疲れ様でした!結論、完全に素人でも作業は可能です。事前知識があれば半日程度で作業が終わります。

ここまでできたら、達成感と経験と知識が身につき自分に酔いしれます。笑

というわけで今回は以上です。

少しでも不労所得があれば安心です。

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